silentだけじゃない!おすすめ手話・難聴ドラマ
川口春奈さん、Snow Man目黒蓮さんのドラマ「silent」が話題になっていますね。
川口春奈さん演じる紬の高校時代の恋人である、目黒蓮さん演じる想が若年発症型両側性感音性難聴になり、ほぼ失聴していたというお話です。
脚本は新人の生方美久さんが務める完全オリジナルストーリーです。基本的に静かに穏やかに話は進んでいき、キュンキュンという感じではありません。なかなかこういうタイプのドラマが話題になることは少ないのかなと思っていました。
今後が楽しみですね!
さて、今までにも難聴もののドラマ、映画は数多くありました。感音性難聴の私がおすすめをご紹介していきます!!
①オレンジデイズ
2004年放送 脚本:北川悦吏子
恋愛ドラマの神様と言われる北川悦吏子さんが2年をかけ、キャストに対し当て書きをしました。柴咲コウさん演じる沙絵はバイオリンの才能に恵まれていましたが、両耳を失聴してしまいます。その後、大学で妻夫木聡さん演じる櫂に出会い新たな道を探していく青春ラブストーリーです。
当時の大学生はどハマりしてドラマに出てくる「オレンジの会」を作っていたそうです。
私も高3の時、何度もこのドラマを見て大学への憧れを抱き、受験勉強のモチベーションを上げていました。(人生で20回は見ています。笑)
基本的に登場人物は手話ができ、手話+字幕で進むため、とても手話を覚えやすい作品です。手話の勉強をしたいという方にもおすすめです!!
才能がある中、中途失聴した沙絵の苦悩がとてもよく描かれている王道ラブストーリーで1話見るたびに続きが気になる良作です。
②星の金貨
1995年放送
酒井法子さんの「碧いうさぎ」という曲が有名な本作は、silentやオレンジデイズと違い、聾(生まれながらに聴こえない)のため発話ができない主人公となっています。大沢たかおさんと竹野内豊さんは兄弟役で、ヒロイン彩を取り合うラブストーリーです。
「続・星の金貨」という続編もあるのですが、切なく苦しいラブストーリー?いや、サスペンスではないか?という非常に面白い作品となっています。
聾にも挫けずバイタリティ溢れる彩の姿に感動と勇気をもらえます!
③「愛していると言ってくれ」
1995年放送 脚本:北川悦吏子
本作も脚本は恋愛ドラマの神様です。北川悦吏子さんは他にも朝ドラ「半分、青い。」でも難聴を題材としたドラマを手掛けていますね。
言わずと知れた名作でトヨエツにハマった方は多いのではないでしょうか。
豊川悦司さん演じる子どもの頃に聴力を失った画家の晃次と女優になる夢を追う常盤貴子さん演じる紘子のラブストーリーです。晃次の妹役は本作でデビューとなる矢田亜希子さんが演じています。
話は手話+筆談で進んでいきます。FAXを使うところなんかは時代を感じますね!笑
ひと昔前の、携帯が普及していない時代だからこその恋愛の良さが出ているドラマだと思います。
「愛していると言ってくれ」はいつ出てくるのか、楽しみにしながら見てみてください!
今回は有名どころを紹介しました。
まだまだ「筆談ホステス」「聲の形」「レインツリーの国」「ラブレター」「ひだまりが聴こえる」「半分、青い。」などなど、紹介したい難聴・手話ドラマ、映画がたくさんあります!
今後紹介できたらいいなと思っています!
気になった作品があったらぜひ見てみてください!